部落差別をなくすには
第2回江東区社会同和教育講座

 2018年度 第2回江東区社会同和教育講座が3月27日 (水) 18時30分から亀戸文化センター6階 第3研修室(東京都江東区亀戸2・19・1)でひらかれる。主催は江東区総務部人権推進課・部落解放同盟東京都連合会江東支部。

 講座では「部落差別をなくすには〜と畜から始まる私たちの暮らしや文化から考える」をテーマとして、水野松男・(公社)東京部落解放研究所職員を講師に講演が行なわれる。

 徳川家康は1590年、江戸の町づくりをはじめます。その時、町づくりのために 様々な職人集団の頭が幕府に取り立てられます。皮革生産の皮役の頭として弾左衛門が取り立てられ、甲冑の小札や太鼓などを作るための皮革が生産されます。幕末の13代弾左衛門は皮革を生産し続けながら幕末から明治にかけて「穢多」という皮革生産者への蔑称をなくす取り組みを精力的に行なっています。この講座では、13代弾左衛門の取り組みから部落差別とはどのような差別で、どのようになくしていくのか。そして、と畜から得られる素材、肉、皮、コラーゲン( ゼラチンや膠)などが私たちの暮らしや文化にどのような役割を果たしているのかを共に考えます。

 参加費は無料。定員30人 (申込順・江東区内在住、在勤在学の方)。申込は 3月5日 (火) 午前9時から電話またはFAXで、1住所 2氏名 3電話番号を人権推進課へ。

(江東区総務部人権推進課 TEL 3647・1164/FAX 3647・9556)

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