1963年5月1日に発生した狭山事件の犯人として、同年5月23日に石川一雄さんが不当に別件逮捕され、無期懲役の判決を受けてから、58年が経過しました。

　この間、石川一雄さんは、二度にわたり裁判のやり直しを請求しましたが、何れも書面審理のみで不当に棄却されました。現在、2006年5月23日に東京高等裁判所へ三度目となる裁判のやり直しを請求し、15年以上が経過します。

　こうした中、2009年9月10日に第1回目の三者協議（裁判所、検察庁、弁護団の三社による協議）が開催されてから、本年10月までに48回の三者協議が開催されてきました。これだけ三者協議が積み上げられてきており、再審請求審は重要な局面に入っています。

　ぜひ、多くの仲間の皆さんが本集会へご参加を頂き、検察庁が隠し持つ全証拠の開示と裁判所による事実調べ開始の実現に向け、地域から声を上げてくださるようお願いします。

11.26狭山江東地区集会

【日時】11月26日(金)
【内容】
・石川一雄さん、石川早智子さんからのビデオメッセージ
・狭山第三次請求審の現状について
　講師：山本志都弁護士(狭山弁護団)
【会場】
亀戸文化センター5階第1・第2研修室(JR総武線「亀戸」駅北口より徒歩2分)
【主催】
部落解放江東共闘会議