冤罪をテーマに人間を撮る 映画「獄友」上映会へ

映画「獄友」上映会

 部落解放江東共闘会議は11月30日18時20分から江東区総合区民センター17階第4・5会議室において金聖雄監督による布川事件・足利事件・狭山事件・袴田事件の当事者5人を描く、冤罪をテーマにしたドキュメンタリー映画「獄友」の自主上映会を開催します。

 この映画について金監督は「冤罪の究明ではなく、人間を撮りたい」と述べています。

 一人の人間が冤罪により日々死刑執行に怯え生き続けていくこと、55年間に及ぶ無実を訴えることなど映画をとおして考えていきたいと思います。

 現在、改正刑事訴訟法等が2016年6月23日から2019年6月までの期間において、段階的に施行されていますが、極めて限定的な可視化対象や日本型司法取引など、この改正法自体、依然として冤罪を生み出す危険性をはらむものです。

 冤罪と向き合う人間を通して私たちの課題を共に考えたい。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

 (江東支部)

pagetop