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今年こそ、えん罪を晴らそう
7・8狭山江東地区集会報告
部落解放江東共闘会議は7月8日、「7・8狭山江東地区集会」を総合区民センターでひらいた。集会は河村健夫弁護士、石川一雄さん、早智子さんを招いて開催した。
東水労の倉鹿野さんの司会で進行され、6月23日に放映された「サンデーフロントライン・狭山」をはじめに視聴し、主催者を代表して東水労の小峰さんは「江東共闘は16年前に創立され毎月の23デーを休む事なく継続し、本集会も今回で16回目となります。狭山闘争に明るい兆しが出てきた今日、集会を成功させ是が非でも見えない手錠からの解放を勝ち取ろう」と挨拶した。
眞田執行委員から基調提案の後、狭山弁護団河村健夫弁護士から講演を受けた。河村弁護士は、第三次再審の経過と三者協議について大変解り易く説明され、証拠開示によって犯人しか知り得ない証拠の決め手とする「秘密の暴露」が崩れてきており、更なる証拠開示と事実調べを実現する事が重要であり、一層の闘いの強化を訴えた。
石川一雄さんは、見えない手錠から解放され両親の墓参りをしたいと参加者に一層の支援を訴え、詩「何時の日も悲観楽観抱かねど三次で司法糾して勝利」を披露した。
早智子さんは、布川事件をはじめとするこの間の再審無罪に続いて狭山事件の勝利に向け地域の取り組みの強化と一人でも多くの人たちに狭山事件について知らせて欲しいと訴えた。
集会決議をふれあい江東ユニオンの前田さんから提案後、雨宮支部長が「一昨年のこの集会でこの狭山の集会に幕を閉じたいと発言した。一刻も早く再審無実を勝ち取り、勝利集会を迎える為に地域の闘いを強めていこう」と閉会挨拶を行い、団結ガンバロウで終了した。 (江東支部)
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