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石川さん夫妻、河村弁護士を迎えて
狭山事件の再審を求める葛飾集会へ
部落差別もとづく冤罪事件・狭山事件の再審請求をめぐり、東京高検、東京高裁、狭山弁護団で構成する「三者協議」が継続して行われる中、検察から一部の証拠が開示され、状況が大きく動き始めています。
2010年5月13日(36点)、2011年3月23日、12月14日に続き、今年4月23日にも19点、三者協議が開始されてから80点の証拠が開示されています。
いよいよ、狭山事件の重い再審の扉をこじ開け、「見えない手錠」から石川一雄さんを解き放つ段階を迎えています。
しかし、検察は証拠を隠し続けています。無駄な抵抗はやめさせ全証拠を開示させていかなければなりません。そして、裁判所は一刻も早く事実調べ・証人尋問を開始すべきです。
私たちは、「石川一雄さんは無実だ!」「狭山事件の再審を開始しろ!」という世論を地域においてなお一層大きくしてゆくために、そして葛飾における地域に根付いた反差別―人権の重要な取り組みとして、来る6月14日(木)午後18時30分より葛飾区同和対策仮奥戸集会所において『ここまできた狭山再審!証拠開示で無実確信!狭山事件の再審を求める6・14葛飾集会』を開催することとしました。この『狭山事件の再審を求める6・14葛飾集会』に石川一雄さん本人と河村健夫弁護士(狭山弁護団)をお招きし、石川さんの49年におよぶ無実の叫び、第三次再審闘争にかける思いや狭山事件の本質・真相・現状・私たちは今、何をすべきなのか、等々を学び、共有していきたいと考えています。「葛飾」から下町人情・下町気質の本当の姿を「狭山再審」「差別撤廃」の取り組みで示していく決意です。
(葛飾支部)
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