反戦・反差別荒川区実行委員会では恒例の年末反戦集会を、今年も12月2日(日)に開催します。昨年は核と原発をテーマに、労働者の被ばく状況から原発再稼働の動きまで、学ぶことが出来ました。今年は『荒川の部落史』(荒川部落史調査会:編 現代企画室:刊)が刊行されてちょうど19年目になります。
この間、差別をもとにした問題はさまざまに形を変え、ひろがっています。社会的弱者や少数者への偏見をあおり、「在日」の人々に対する差別をむき出しにした言葉は、この国の政権周辺からも溢れてきています。また露骨な沖縄差別によって、沖縄知事選挙で示された新基地建設反対の県民の意思は今日までまったく無視され、新基地建設は再開されようとしています。
『荒川の部落史』をまとめた友常勉さん(東京外国語大学教授)をお招きし、この本の刊行から今日までの、日本と世界の大きな変化や、これに抵抗する闘いの状況についてお話しを受けていきたいと思います。
(荒川支部)
●12・2反戦・反差別荒川集会
日時 12月2日(日曜日)
午後2時から
場所 さつき会館
連絡 人権センター荒川
電話 3803・4074