冤罪者の闘いと生活を描く
「獄友」荒川上映会へ



 映画「獄友」上映会が6月21日(木)ムーブ町屋で開催されます。布川事件の杉山さん、桜井さん。足利事件の菅家さん。そして今も再審を求めて闘い続けている狭山事件の石川一雄さん。そして、袴田事件の袴田巌さん。権力によって殺人犯にでっち上げられ、人生のほとんどを獄中で過ごした彼らの闘いと生活を描いた映画です。

 狭山事件の発生から55年。石川さんの無実を明らかにする新証拠が次々と提出されているにもかかわらず、いまだに事実調べを行なわない司法。袴田事件も4年前、再審開始決定が出されたにもかかわらず検察の即時抗告によって再審は開かれず、6月には東京高裁が決定を出すと言われています。この映画を通して冤罪や死刑について考えてほしい。狭山事件と袴田事件の再審を実現するためにも、ぜひ多くの方にこの映画を見ていただきたいと思います。

 今回は、自主上映なので協力券500円で見ることが出来ます(当日券は700円)。ぜひともこの機会をお見逃しなく。

 上映後は金聖雄監督のお話も聞けます。

 (荒川支部)

●映画「獄友」上映会

日時 6月21日(木) 18時30分~

場所 ムーブ町屋(3階ムーブホール)

上映協力券 500円(当日券700円)

主催 部落解放荒川区民共闘会議

連絡先 03・3803・4074