ユーモアと笑顔に共感
「獄友」荒川上映会



映画 獄友

 部落解放荒川区民共闘会議主催による「獄友」荒川上映会が6月21日、荒川のムーブ町屋ホールで開催された。上映後は金聖雄監督のトークもあり、石川さん夫妻との出会いから獄友たちの生き様に魅かれ、えん罪映画にこだわってきた思いが語られた。

 区内だけではなく千葉、神奈川など遠くからも見に来てくれ、参加者は予想を超える160人。狭山の再審を求める署名やはがきにも多くの人が協力してくれた。


 えん罪という言葉の重みを初めて感じた

 上映後のアンケートでは、「えん罪という言葉の重みを初めて感じた。少しでも多くの人に感じてほしい」、「獄友たちの日常を通しての訴えは重い」、「生き方がすばらしい」、「ニュースでしか知らなかったのですが、獄友のみなさん、ユーモアがあり笑顔があり、ほっとした気になりました」、「石川さんの無罪を勝ち取るまで両親の墓参りに行かないという強い決意に胸を打たれました」など多くの感想が寄せられた。

 この映画を観た人は、石川さんも袴田さんも無実だということを確信しただろう。多くの人にこの映画のことを伝え、再審を求める闘いを広げていこう。

 (荒川支部)