講演と『ふたつの故郷を生きる』上映会が5月17日、荒川で行われます。
この映画は福島第一原発事故から8年目を迎え、補償を打ち切られ新たな困難に直面している自主避難者を追ったドキュメンタリー作品です。
原発事故後、わが子の健康を守りたい一心で故郷・福島から自主避難をした子育て世代の母親たち。夫は福島に残って働きながら家族の生活を支え、母親たちの多くは避難先で必死に暮らしてきました。
2017年3月、自主避難者と呼ばれる人たちにとってほぼ唯一の補償であった福島県からの住宅無償提供が打ち切られ、避難者の多くの母親たちは経済的、精神的に困窮し、自死する女性までが現れました。
東京都内に母娘で生活する一家を中心に描くこの作品は、復興のあるべき姿を問いかけています。
講演は、避難者に寄り添い支援を行っている「避難の協働センター」の瀬戸大作さんです。多くの皆さんの参加を訴えます。 (荒川支部)
●映画『ふたつの故郷を生きる』上映会
日時 5月17日(金)18時30分~
講演 瀬戸大作さん
資料代 500円
場所 ムーブ町屋ハイビジョンルーム
主催 脱原発オール荒川アクション/問合せ 部落解放同盟荒川支部 03・3803・4076