皮革の町の変遷を写真展示

第29回さつき会館まつり



荒川 第29回さつき会館まつり

 第29回さつき会館まつりが10月22日(日)台風接近の雨の中開催された。10時、白砂実行委員長の開会宣言で始まった。続いて区を代表して総務企画部丹参事が、「地域まつりを通じお互いの顔を知り、いつ来てもおかしくない災害に備えよう」と訴えた。雨のため体育館での催しの開催となり、新開太鼓の「花火」で出し物が始まった。荒川支部は従来通り喫茶コーナー・焼きそばコーナー・ゲームコーナーを担当したが、雨にもかかわらず多くの人が参加してくれ成功裏に終わった。展示コーナーでは太鼓の大きな革が展示され、今昔写真の展示と合わせてこの町が皮革の町として発展し、環境改善事業によって町の風景が変わってゆく様子が明らかにされた。体育館の舞台では、さつき保育園の園児の踊り、ハーモニカ演奏、手話音楽、マジックショー、テコンドーや空手道の演武などが行なわれた。雨の一日だったが、盛況のもと祭りを終えた。

 台風の影響で人出は例年より少なかったが、開催できたことが何よりであった。

 このまつりは荒川区と地元町会の菅苗会と西文化会、部落解放同盟荒川支部、さつき保育園で実行委員会を構成し、人権啓発の拠点としての会館の位置づけを確認し、日頃の成果を発表する場として、また地域住民の交流の場として、行なわれてきた。

 (荒川支部)