太鼓革の展示も好評

荒川さつき会館まつり



さつき会館祭り

 第27回さつき会館まつりが11月1日(日)開催された。
午前10時、嶌谷実行委員長の開会のあいさつで始まった。続いて荒川区を代表して北川副区長が「地域まつりを通じお互いの顔を知り、いつ来てもおかしくない災害に備えよう」と訴えた。
オープニングは、町屋新開太鼓による太鼓演奏、続いてさつき保育園の4・5才園児によるリズムダンスで華やかに始まった。荒川支部は従来通り、やきそばコーナー・喫茶コーナー・ゲームコーナーを担当したが、どれも盛況であった。展示では、皮革・フラワーアレンジが出展された。とりわけ太鼓に使う皮の展示は他では見られず、多くの人が足を止め見入っていた。
昨年に続き支部員の協力を得て靴の相談コーナーを設けたが、外反母趾など悩みを持つ人が多数訪れていた。体育室の舞台では、ハーモニカ演奏、マジックショー、テコンドー、手話音楽やエレキギター演奏などが行われた。今年から新たに行われたモダンバレエ、バンド演奏も面白かった。雲ひとつない秋晴れの中、成功裡に祭りを終えた。
このまつりは、荒川区と地元町会の菅苗会と西文化会、さつき保育園、解放同盟荒川支部で実行委員会を構成し、人権啓発の拠点としての会館の位置づけを確認し、日頃の成果を発表する場として行われてきた。  (荒川支部)