革から学ぶ人権問題
足立区民企画同和問題講座へ参加を



 毎年足立区と共催で行なっている「区民企画同和問題講座」が本年も9月28日(土)と10月19日(土)の2回、いずれも午後1時30分から勤労福祉会館(プルミエ)で開催される。

 今年は内容的には基礎的な「入門講座」とすることにした。

 講座の第1回目は元東京都人権部長だった和田正幸さんから「革から学ぶ人権問題 差別への諸相~気づきへの誘い~﹀」と題して、差別や人権の問題は気づかないうちに相手を傷つけ、差別をする側に立ってしまうことがある。その気づきこそが差別を克服し人権意識を培う第1歩である」との立場からお話を伺う。

 第2回目は足立支部支部長で東京部落解放研究所理事長の長谷川三郎さんから「同和問題 いま・むかし」と題して、ネット社会で起きている差別の具体的な事例を中心に現在の部落問題の課題と皮革産業を中心に栄えてきた東京東部の部落の歴史の話を伺う。

 また、足立区の地場産業でもある革に触れることにより、身近に部落問題を考えてもらうように、講演後ワークショップとしてペンケースの制作(1回目)とパスケースの制作(2回目)を行なう。

 楽しい講座にしたいと企画しましたので、多くの人々の参加をお待ちしております。

(足立支部)