部落解放同盟東京都連合会足立支部と足立区が共催する2018年度「区民企画同和問題講座」が、「皮細工で学ぶ同和問題」をテーマに2回開催される。
第1回目は9月9日(日)午後1時30分から4時まで足立区勤労福祉会館にて、藤沢靖介さん(東日本部落解放研究所副理事長)を講師に「皮つくりと被差別部落の歴史」の講演を受ける。
藤沢さんは「部落の歴史像」「旦那場」「部落・差別の歴史」などの著書で、多様な被差別者の姿を生き生きと描きだし、「政治起源説を克服する理論」(坂井康人)を作り上げ、部落史を再構築した東日本部落解放研究所の中心的人物。「皮なめしは人の嫌がる仕事」で「部落の人々が無理やり従事させられ、それによって差別された」という認識が如何に誤ったものであるのか、今回の講演「皮つくりと被差別部落の歴史」でやさしく解説していただく。
加えて、参加者による「ブックカバーの制作」で皮細工の楽しさを知っていただき、部落差別の問題をより身近に捉えていただく。
参加費は無料。足立区のインターネットから申し込みを受け付ける。但し受け付けは8月10日以降。多くの参加者を募ります。
なお、第2回目は10月13日(土)皮革産業資料館副館長稲川實さんから講演を予定している。
(足立支部)
参加申し込みは、足立区のHPからお願いします。↓
http://www.city.adachi.tokyo.jp/somu/chiikibunka/kuminsanka/humanrights-douwaseminar300909-2.html
※但し受付は8月10日以降。