石川さんの日常に迫る
 映画SAYAMA足立上映会に来場を



 映画「『SAYAMA』見えない手錠をはずすまで」の上映運動が各地で行われている。この映画は石川一雄さんと連れ合いの早智子さんの日常にカメラを向け、殺人犯としての汚名を晴らすために、様々な活動を行っている様子を伝えている。しかし、従来の「無実」を証明するための運動の映画という局面は極力抑えられ、二人の人間性が見る人を包み込んで、そして、無実を確信させるという内容になっている。
 足立区でも上映運動に取り組もうと昨年から準備が進められてきたが、労働組合や足立地区部落解放研究会、そして、部落解放同盟足立支部で実行委員会を作り、3月7日(金)西新井ギャラクシティで上映することとなった。
 狭山第3次再審闘争は昨年から大きな山場を迎えおり、さる1月31日に第16回の三者協議が開催され、脅迫状を訂正したとされる被害者の万年筆のインクの色が違っていることについて、「検察は争わない」と回答したとのこと。有罪の大きな決め手になった「万年筆」が被害者のものではなかったことがより明らかになるなど、事実調べ再審開始という道筋がはっきりと見えてきた。
 映画「『SAYAMA』見えない手錠をはずすまで」の足立での上映を成功させ、狭山第3次再審闘争の勝利に向けて闘いに弾みをつけよう。
 なお、当日は石川さん夫婦が出席し、直接アピールを行なう。

  映画「『SAYAMA』見えない手錠をはずすまで」足立上映会
  日時 3月7日(金)18時開場 18時15分開演
  場所 西新井ギャラクシティ3階多目的室(足立区栗原1・3・1)