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石川さんに脅迫状は書けなかった
狭山事件の再審を求める足立集会

 

狭山集会 足立支部は、1月24日、18時30分から足立区勤労福祉会館第二洋室において、「狭山事件の再審を求める足立集会」を開催しました。
狭山事件の再審を求める市民の会が制作した「石川さんは無実だ!」のDVD上映後、再審弁護団中山主任弁護人の弁護団報告、石川一雄さん、早智子さんからのアピールののち、足立支部がこれまで行ってきた活動を、パワーポイントを使って、藤沢汎子さんが報告しました。
 毎月23日の狭山23デー北千住駅頭情宣活動での署名活動やチラシの配布、各諸集会への参加、そして足立識字学級で識字生が実際に脅迫状を手本に50枚書いて行った、脅迫状書き写し実験の報告を行いました。特に最近識字学級に参加し始めたAさんによる脅迫状書き写しは、書けば書くほどだんだん脅迫状の字に似てくることを明らかにしました。そして逮捕当日に石川さんが書いた上申書を見て、「石川さんを取り調べた警官が石川さんが犯人でないことを一番よく知っていた。石川さんが字が書けないと犯人であることを維持できない。だからこそ脅迫状を手本に100枚以上もの書き写しをさせた。」と脅迫状書き写し作業のねらいを暴露し、逮捕当時の石川さんに脅迫状はかけなかったと会場の60人余の参加者に訴えました。
 参加した、連合足立、足立連絡会、(全)東水労東二支部、自治労公共サービス清掃労働組合からは、狭山闘争に対する取り組みや今後まだ狭山事件のことを知らない人たちに伝えていくなど、今後の取り組みがあつく語られ、2月20日に開催される狭山事件の再審を求める東京集会に結集し、一日も早く石川さんの無実を勝ち取るための取り組みを強化していくことを確認しました。
(足立支部)

部落解放同盟東京都連合会
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