報道のプロフェッショナル
「部落差別」の今を語る

足立区民企画同和問題講座



 9月14日、足立区勤労福祉会館において、足立区と足立支部が共催で、区民企画同和問題講座を開催しました。
 今回は、元朝日新聞論説委員の臼井敏男さんに、『報道のプロフェッショナル「部落差別」のいまを語る』と題して、講演をしていただきました。
 『取材ノートから~「部落差別をこえて」』の執筆にあたって、被差別部落での取材をして見えてきたこと、一人一人がすべきことは何か等、取材された人たちの声も紹介しながら、話していただきました。
 また特に今回は、『週刊朝日の「橋下徹・大阪市長の報道」』についても、「先に週刊新潮と週刊文春が同様の記事を報道した時に、朝日新聞は見解を明らかにすべきであった。自分であれば、社説で見解を明らかにしただろう。もししていれば週刊朝日が今回のような報道をしなかった。」とジャーナリストとしての率直な意見が話されました。
 区報のコラムを握りしめて参加した人が何人もいて、講演後の質問タイムには、「なぜ部落差別をするのかわからない。」と参加者が感想を話されていました。       (足立支部)